2006年9月

 仕事編
 生活編


 危機を乗り越えた9月、一転して上昇機運が高まってきた。2回目の東京の秋は「実
りの秋」になるかなぁ・・・。

 

◆仕事編

■9月1日

 午後いちばんに渋谷道玄坂の某社に往訪に出る。Iさんと一緒に出たのだが、彼女と
往訪というときは何故か雨が多い、どうもわたしのほうが「雨男」らしい。往訪があると
いっても最近はスーツを着るということは滅多にない。それでも、あまりにくだけていて
はいけないかなと、きょうはブルーのシャツに生成りの綿パンといういでたち。会社を出
るときにシャツインにして出かけた。


 往訪先の担当者は若い男性3人。彼らはそのまま渋谷の街に遊びに出ていけるよう
な極めてくだけたスタイル。ならば、こちらもシャツインじゃなくてもよかったじゃんという
ところ。まぁ、それも行ってみてわかったこと。カッチリとしたスーツのお出迎えを受けて
いたら、こちらが浮いていたところだ。


 毎日スーツのみなさんのことを思うとクリーニング代も含め申し訳ない気分。

■9月8日

 この週末、弊社は席替え。これまでもなんども席は替わったけれど、今回は間取りの
変更を伴うので業者さんが入る。日が落ちた頃から、机の上のものを段ボールに詰
め、あたらしい机の番号を貼る作業があちらこちらではじまる。パソコンも電源を抜き、
LANケーブルも抜いて束ねておいておくことになるので、もう仕事はできない。そんなこ
んなで、花金のきょうは、みんな結構早めにあがっていった。


 8時すぎからは大きな棚などを移動する準備に業者さんが入り、まずます仕事をする
には落ち着かない状況となっていく。ギリギリまで粘ったけれど、21時45分にギブアッ
プ。すぐうしろの棚の片づけがはじまっては、仕事に集中できない。わたし自身の片づ
けはあした出てきてゆっくりすることにして、帰宅の途についた。


■9月9日

 休日出勤組はいつもより多めか。いくつかのデータを整理し、メールの返信を何通か
書いたあと、席替え・お引越の準備。机の上のファイルを段ボールにしまい、PCのケー
ブルを外し束ね、引っ越し先の机番号を書いたシールを貼っておく。これで月曜日出勤
するとあたらしい机のところに荷物が行っているはず。PCが使えなくては仕事はできず
17時半に退社してくる。


■9月11日

 先週までは、手提げのビジネスバックとお弁当を入れたビニール袋を下げて通勤して
いたが、本日からはトートバッグで通勤することに替えた。このバッグ、きのうユニクロ
の店内をいろいろ見て回っているうちに見つけたもの。上長がトートバッグで通ってきて
いるのを見ていて、ああいうのもいいなぁと思っていたので、早速、腕を通したところを
鏡に映してみた。ちょっとマチが広いかなとは思ったが、お弁当もそのまま持ち歩ける
ことを思うとこれくらいあってもよいかと。


 朝の通勤ラッシュ、脇にバッグを抱えるかたちになるので、押されてもバッグが遠くに
いってしまうことがない。そして、何といっても両手が自由に使えるのがいい。これなら
立ったままでも文庫本が読める。通勤時間が有効に使えそう。


 きょうはいつもより10分早く8時45分に出社。きのうのうちに机の配置は終わっていて
LANケーブルが配してある。でも、そこまで。机までは運ばれていたPCとモニターをセ
ットアップし、箱に詰めておいた書類を並べる。でもここまで10分。社内ネットワークにも
簡単につながる。ことネットワークに関しては、最近のPCは楽になった。


■9月15日

 今週は忙しかった。1週間が毎日0時すぎの帰宅だった昨年12月には及ばないが、
密度は今週のほうが濃かったかもしれない。そして、今週の印象が「色濃い」とするの
は、結果がでているということにあるのかもしれない。I嬢を中心に進めてきたプロジェク
トもまずまずの立ち上がりとなったし、みずからの「営業マン」としても動いて、うまくリリ
ースにこぎ着けられるようにと準備してきたプロジェクトも、どうにか無事そのリリース日
が迎えられそうだ。


 人間、勝手なもので、こうなると苦労もまた美酒の肴のように思えてくるから現金なも
のだ。じぶんも関わって立てた計画とはいえ、奔流のように勢いをつけて流れ出してか
らは、ともすれば「人に流されている」というか、言い方はわるいが「やらされている」と
いう思いにすりかわってしまうこともないわけじゃない。今週は、そんな思いに至らなか
った。だから忙しさも心地よかったといえる。


 その忙しさの極めつけがきょう。午後、3日連続の大手町の某社への往訪があった。
12時40分には社を出ないといけないとタイムリミットが迫る中で、お昼を食べる時間が
つくれなかった。すぐに口にできるようにとおにぎりを持ってでるようにしているのに。ブ
ロックチョコをいくつか口に入れただけで、地下鉄に飛び乗った。帰り際の大手町、3時
にスタバでカフェラテを飲む。これだけが昼食になってしまった。


 戻ってからも契約書の準備やら登録作業やらデスクワークをガツガツと。いつもなら
休みのどこかで出勤すればいいやと思うのだが、この週末は社内に工事が入るので
出社できないのだ。で、退社は23時20分。


 氷川台駅には0時05分、スーパーで週末のお楽しみのビールを買い込んで帰る桜並
木、空腹に耐えかねてバッグからおにぎりの入ったランチボックスを取り出して、歩きな
がら食べてくる。人通りもないし、これもなかなかおつなもの。あしたはゴミ出しだけ起
きたら、あとは爆睡だなぁ・・・。


■9月20日

 本日も青空がいっぱいにひろがった。外から帰ったメンバーが「結構暑い」と汗をぬぐ
っていた。わたしは、社内で「冷や汗」をかいていた。


 某社に送った契約書、先方の社名は前(株)なのに、○○株式会社と後(株)にして
送ってしまった。これはちゃんと確認すればミスらなかったもの。基本的なことだ。送ら
れてきていたメールには、後(株)で書かれていたものもあったとか、きのうは一気に5
社の契約書を処理したとか、そんな言い訳は通用しない。


 先方も恐縮してくれていたが、こればかりは二重線に訂正印というわけにはいかな
い。実害は印紙代と送料の数百円だけど、失ったものはもっと大きいかな。実害を取り
返すのはさして大変じゃないが、信用を埋め合わせるには、誠意と実直さが必要だ。
まずは、某社と弊社の関係者に謝ります。「ごめんなさい」そして、気をつけます! が
んばります!


■9月22日

 3連休明け、1週間に4日しか営業日がないのはつらい。でもきょうは予定されていた
ミーティングと面接が計3つリスケになったので作業の時間が多くとれた。でも、リスケ
は次にしわ寄せがいくということ。月曜日のスケジュールは今からぞっとする。


 今読んでいる小説にはAI(人工知能)をもった自ら学習するプログラムの話がでてく
る。現実の世界ではそんな高度なプログラムはそうそうあるものではない。うちのチー
ムの物流やカスタマー対応を担当している女性陣が、今夜なかなかいうことを聞いてく
れない(?)プログラムと闘っていた。おなじみのことだが、デジタルの世界では「あい
まい」は許されない。書式にしろなんにせよ、定められたとおりでないと動いてくれな
い。


 わたしはそれにはなんら手伝うこともできず、ただ見守るだけ。いや、実際にはその
あおりをうけて、入力作業が「待ち」となった。退社は22時30分。それでも、全部片づく
ことはなく、あしたは午後から夕方にかけて休日出勤の予定。そして、その足で名古
屋に帰る。お彼岸だからね。


■9月25日

 今夜も退社は22時30分。ここまでずっと積み上げてきたあたらしい企画のリリースも
もう間近だ。外に向けての派手な部分や予算どりが必要な交渉事は上長に任せて、
今もまだコツコツと地道に積み上げている。分相応というか、性に合っているのでたと
え帰りが遅くなっても仕事は楽しい。久しぶりにじぶんが描いたものがかたちになって
いくわくわく感も味わっている。「おいしいところをとられてはいないか」と案じてくれた人
もあるが、どうぞご心配なく。


■9月26日

 ひんやりとした曇り空。なのにけさは、秋の花粉症の症状がこの秋最悪。「泪目」「鼻
水」ともに酷い。ティッシュを箱ごと持って行かなくてはいけないかなというような寝起き
だったが、なんとか出がけには少し収まった。めざましテレビの星占いは最悪の12位。
なんか悪い予感がする。


 あたってほしくない星占いに限って現実となるもの。ここまで紆余曲折ありながら、わ
たしのチームで引き取ることになったある業務の仕組みが一転した。もちろん、ちゃん
とした理由があってのことだけど、何日もかけて対応を考えてきたメンバーたちへどう
伝えるかを思うと釈然としない気持ちもあるにはある。とはいっても、理不尽なことじゃ
ないので新たな対応策を練ることに・・・。なかなか全員にベストということはむつかし
い。


 そんなこんなで本日の退社は23時。うちのチームはまだ3人残っていたが、先に失礼
してきた。今月はそのみんなのがんばりが少しずつ「結果」となって実を結んでいる
が、それでも目標に届くのはむつかしそうだ。そこに至るまでのプロセスはともかく、や
っぱり評価は結果だと言われてしまうとしたら、マネージャーとしては胸が痛い。


■9月27日

 きのうの「最悪」から4位に持ち直した星占い。きょうは日ごろの努力が報われるとい
うようなうれしいコメントがついていたのに・・・。


 このところずっと準備をしてきていたプロジェクトの行方に暗雲が立ちこめはじめた。
設計のレビューがそろそろ終わろうとしているこの段階になって、設計の見直しが必至
という事態に立ち至った。開発がスタートしてからでなかったのが救いだが、リリースの
遅れが生じることになりそうだ。


 今、パラレルに走っているいくつかのプロジェクトは、そのリリースの時期が絶妙なバ
ランスの上に並び立っている。わたしたちのプロジェクトの開発に遅れがでるということ
は、そのバランスに影響を与えることは必至だ。ちょうどjigsaw puzzleのピースのように
わずかな違いで収まるところに収まらなくなるものだ。これは難題である。


 きのうにつづいて「胸の痛む」話だと思っているところに、追い打ちをかけるように気に
なる話を耳にする。わたしのことをいつも気遣ってくれているKさんが、こっそり耳打ちし
てくれたのだけど、これはもっと「胸が痛む」はなしだった。まいったなぁ・・・と思ってい
たら本当に胸が痛くなった。ひさびさの「肋間神経痛」だ。


 そんなこんなで、きょうは少し早じまい。22時05分に退社。

■9月28日

 本日「おひつじ座」は運気最高。いい一日になればと期待は高まる。・・・でも、なか
なかそうは問屋が卸さない。きのう行き詰まりを見せたプロジェクト、きょうのところはと
りあえず進展なし。他部署との関わりも大きいので、もはやわたしの手には余る問題と
化している。上長同士のトップ判断となる。はたして「落としどころ」は?


 そうはいっても日々の業務に沈滞は許されない。まずは直近、10月1日リリースの案
件を無事に立ち上げるために時間を費やす。ただ、きょうになってわたしの手からは離
れていったものも多く、きのうまでの「いっぱいいっぱい」の状況からは脱する。ただ、
その分は、クリエイティブを担当するFさんにのしかかっているというところ。でも、帰り
際、なんとかメドが立ったことを告げてくれた。


■9月29日

 9月29日金曜日。今月最後の営業日となった。10月1日が弊社の入っているビルの
年に一度の全館停電日、社内サーバがあすあさってと止まる。その関係でこの週末は
出社できない。休み前だから遅くまで仕事をしている人が多いのかと思ったが、23時
にふと気がつくとフロアに残っているのはわたしひとりだった。ということで、戸締まりを
して退社きてくる。


 3連休明けで忙しかった先週と較べても遜色ない忙しい1週間だった。今夜、その集
大成ともいうべきある企画ページをアップした。これが来月どうはたらいてくれるのか期
待半分、不安半分だ。


 この9月は序盤厳しい状況が続いたが、中盤以降かなり持ち直して勢いがでてきた。
勢いってとても大事で、その波をつかんでうまく乗っかれば、結果がついてきてくれる。
だから気を見て敏であるべきだ。ただ、営業日が一日短いこともあって目標にはわず
かに届かなかった。「努力した」という事実は「結果」の前には無力だ。チームのみんな
のがんばりは、そばでずっと見て、肌で感じているわたしとしてはちゃんと認めてあげ
たい。

 

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◆生活編

■9月6日

 明け方、窓を叩く激しい雨音に目を覚ます。めざましテレビのお天気(今週は愛ちゃ
んではない)では「ここお台場は曇っていますが傘を持ってお出かけください」と言って
いる。こちら練馬では、断続的に強い雨が落ちている。


 ちょっと前に情報バラエティ番組で「環八雲」の話をしていた。なんでも新宿のビル群
や、海からの風の流れの関係など、いくつかの要因が重なると環八通りに沿って雲が
できるのだという。去年9月9日夜のすさまじい豪雨を思い出す。あの夜、練馬や杉並
では1時間に100ミリを超す大雨だったが、かなり局地的だった。


 最近、アメダスの観測では測れないこうした局地的な豪雨があちらこちらで発生して
いるらしい。ヒートアイランドかが原因だとか、高層ビル群で風の流れが変わったからと
か巷間いろいろいわれているが、とにもかくにも被害がでないことを願いたいもの。


 駅に向かう途中も大粒の雨が傘を叩いた。でも、南の空は明るい。どうやら環八と環
七にはさまれたこのあたりだけが強い雨に見舞われているようだ。池袋で山手線のホ
ームにあがると線路は雨に濡れた様子がなかった。乃木坂ではちょうどぱらつきはじ
めたところ。まわりは傘を持たない人が多い。


 ずっと社内にいたから雨がどのくらい降ったのかはわからないが、22時50分に退社し
てビルを出たときには道路も歩道もすっかり乾いていた。乃木坂からの千代田線、原
宿からの山手線も傘を手にしているのは、かなりの少数派。ところが、池袋からの有楽
町線に乗り換えると、傘を持つ人の割合がグンと増える。やっぱり「環八雲」なのかな
ぁ・・・。


 氷川台でも雨は降っていなかったが、こちらは道路も歩道もまだ雨が完全に乾いて
はいなかった。「東京も広い」っていうべきなのか、「なんかおかしいぞ」っていうべきな
のか。でもまぁ、寝苦しい夜じゃないからいいか・・・。


※「環八雲」について、本来は暑い夏の日の午後に排気ガスを巻き込んで発生する積
雲のことだというご指摘をいただいた。練馬は、もともと相模湾と東京湾からそれぞれ
流れ込む湿った空気がぶつかるところだそうだ。そこに鹿島灘からの湿った空気が重
なると豪雨になるというメカニズムはこのあいだのテレビで知ったのだが、それと俗に
いう「環八雲」とは違うようだ。ただ、どちらも雲が発生しやすい地形的な要因があるこ
とはたしかなようだ。いずれにしてもご説明くださった方には感謝です。


■9月7日

 朝は人の流れが総じて速い。わたしはふだんでも歩くのは速いほうだと思うが、朝は
それでもふつうに感じられる。時にその流れをよどませる存在がいて、声に出さないま
でも周囲のブーイングをあびる。


 けさの顰蹙一人目は、階段に差しかかったところで携帯電話を取り出しメールをチェ
ックしはじめた女の娘。立ち止まったわけではないが、少しだけ歩く速さが遅くなって、
まわりの流れを乱した。


 顰蹙2人目は、自動改札の真ん前まできて定期を取り出せなかった女性。流れがス
ッパリと止まった。そして3人目、原宿駅、階段を上って改札に向かう通路で、おもむろ
にバックの中からiPODを取りだし選曲しはじめた若いサラリーマン氏。どうして今でなく
ちゃいけないのかが不可思議だ。


 べつにイライラしているわけじゃないけれど、なんだかきょうはそんな小さな自分勝手
が気になった朝だった。電車の中でもどうしてそんな窮屈なところで PSPでゲームして
いるの?とか、ひろげている文庫本が前の人の背中に押しあたっている光景など、気
にしはじめたらきりがない。なんだか、ますます「まわりの空気が読めない」人間が多く
なっているような気がしてしかたない。


■9月9日

 このところ、通勤の途中、運良く座れたときやはね上げられたシートの前に立てたと
きなどに読み継いできたのが、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」。いよいよ核心に迫ってい
て、きょうは午後から休日出勤で氷川台で座れたこともあって、池袋では乗り換えず永
田町まで読んでいく。半蔵門線に乗り換えて2駅、いいところなので短い時間と知りつ
つ、ドアのところに立ったままページを繰る。


 「あ、やばい」と思ったときにはすでに手遅れ、ほほをつたった涙がそのまま床に落ち
た。ドアに向いて立っていたので気づかれることはなかったと思う。ほどなく乗り換えの
表参道の駅に着く。2人の男の父親としてわたしは・・・。うちの兄弟はこんな風にあう
んの呼吸で支え合っていけるのだろうか・・・。なんて考えはじめてしまったら、涙が止
まらない。土曜日で華やかな構内を目頭をおさえながら歩く羽目に。まぁ、悲しくて泣
いているわけじゃないからこそこそしないけど。


■9月16日

 休みの土曜日の午後、高田馬場まで用事で出かけた。氷川台駅に向かう途中、道
の真ん中でひなたぼっこをしている猫が目立った、その数3匹。イヤな予感がした。き
のうから「鬼門」ナゴヤドームで中日との3連戦を闘っている阪神タイガース。オールス
ター明けの直接対決に連敗したときに今シーズンの優勝はあきらめたのだが、ここに
きてしっかりと助走をつけてこの3連戦を迎えることになったので、ひょっとしたらひょっと
するという「スケベ心」も感じていた。


 でもまぁ、きのうは見事な負けっぷり。このところ調子を落としていた中日のエース川
上に復活のチャンスを与えてしまったというところ。「ここ一番」にはホントに弱いよな
ぁ・・・とスポーツニュースを見ながら悪酔いしそうな気分だった昨夜。そして、きょうの
道ばたの猫。う〜ん、牙を抜かれた猛虎=借りてきた猫という思いに至ったのが先の
「イヤな予感」の所以。


 用を終えて帰る途中、携帯で経過を見る。う〜ん、負けている。7時のニュースでなん
とノーヒットノーランで負けたことを知る。山本昌は「天敵」なんだけど、よりによってこの
大一番で「41歳最年長記録」をプレゼントするとは、タイガースも人がいい。ここまでの
連勝でつけた勢いは、中日の優勝への後押しをするだけになってしまったみたいだ。
それにしてもなぁ・・・借りてきた猫だって爪くらい立てるだろうに。


■9月23日

 土曜日だけど13時半にうちを出て休日出勤。社内は不要な天井灯は消してあって
「省エネモード」。もっとも3人しかいなかったから当然といえば当然だけれど。14時半
頃から4時間ちょっとみっちりと仕事をこなす。週明けのタイトなスケジュールを思うとで
きることはやっておかないと・・・。そのままお彼岸の墓参りのために名古屋に帰る。


 土曜日(祝日)でごった返す原宿駅で「名古屋市内」行きの乗車券を購入。品川駅で
の待ち時間にエキュートのお店を冷やかす。夕食に何か・・・と入ったのに、最近の甘
いもの食べたい病が頭をもたげ、ロールケーキを買ってしまった。めずらしくそんなおみ
やげを抱えて品川発19時34分の「のぞみ」に乗り込む。連休の真ん中の夜ということ
なのか乗車率は50%くらい。となりは空席のままだったのでのびのび。このところ読み
継いできた石田衣良の「アキハバラ@DEEP」を名古屋到着まででちょうど読み切る。
肩が凝らないところが彼の作品のいいところ。とくに今回の作品はIT業界に身を置くも
のとしては結構楽しめた。


 名古屋もすっかり秋の装い。蒸し暑さも消えていて気持ちよい。1泊2日の帰省の夜
はゆっくり眠れるかな。


■9月24日

 名古屋の自宅で迎えた朝、まぶしいくらいに秋の陽射しが差し込んでいる。昨夜ベッ
ドに入ったのは2時少し前。アメフトを見ながらビールを飲むという幸せなウイークエンド
の時間を過ごしていた。けさは7時前から何度も目が覚めたが、「のんびりしよう」と30
分くらいの眠りを繰りかえし、9時すぎまでゴロゴロして過ごす。「極楽」だ。


 午前中はとくにすることもなく、メールチェックだけはしたけれど、新聞を読んだりネット
サーフィンをしたりでのんびりと過ごす。ここ名古屋では「中日優勝」待望ムードが高
い。新聞の広告にも「マジック12! がんばれドラゴンズ優勝応援セール」などという文
字が躍る。ドラッグストアの店頭にも「応援セール」のPOPが貼られていた。


 次男のバイト先でも、マジックが10になったらお客さまに「枝豆1皿」をサービスするの
だそうだ。早ければきのうの夜も可能性があったのだが、忙しい週末の夜にあたらなく
てよかったというのが店長の本音だったらしい。愛知万博も終わって1年になり、経済
効果が期待できるドラゴンズの活躍に期待したい、あやかりたいんだろうなぁ。


 夕方、妻につきあって久しぶりに地元の食品スーパーへ。名古屋では当たり前のよ
うに棚に並べられているが、東京では目にすることができないものがいっぱいあって、
ついニヤニヤしてしまう。そう、名古屋で話していちばん驚かれるのが「サンドロールパ
ン」が東京では一切見られないということ。「小倉&マーガリン」のサンドロールは論外
としても、メロンクリームやチョコ、ピーナッツクリームってそんな変な食べ物じゃないと
思うんだけど。それも、名古屋ローカルのパンメーカーの製品ならまだしも、パスコやフ
ジパンがふつうに作っているんだけどなぁ。「しるこサンド」や「オリエンタルカレー」も名
古屋だけだ。


 名古屋20時10分発の「のぞみ154号」はほぼ満席だったが、わたしの隣は空席のま
まだった。文庫本に集中していたところにタイガースの試合結果を知らせる携帯メール
が入る。途中経過は知っていたが、そのまま阪神は巨人を下したらしい。中日はヤク
ルトに連敗したことも知る。マジックは12のまま。次男のバイト先ではきょうもサービス
は行われなかったことになる。


 地元名古屋にはわるいが、タイガース優勝のほうが経済効果はインパクトがでかい。
可能性はあいかわらずないに等しい。牙を剥くのがあまりにも遅きに失した感もある
が、最後まであきらめてはいない。


■9月29日

 金曜日の夜の有楽町線、最終が近くになるにつれ、どんどん込みあってくる。それに
つれて遅れもでてくる。山手線ではかろうじて読めた文庫本が、有楽町線ではページ
を開けない。トートバッグのおかげで通勤途中を読書タイムにできるようになったこと
で、1冊を読み切るのがグンと速くなった。時間の使い方としては申し分ないのだが、
本代がちょっとかさむことになるかな? って、文庫本しか買わないことにしているから
大したことはないけれど。


 氷川台には4分遅れで23時54分着。部屋に戻って夕食の支度を終えた頃、スポーツ
ニュースがはじまる。甲子園の虎は強い! エース川上を打ってのきょうの勝利はうれ
しい。あしたは先日ノーヒットノーランの屈辱を味わされた山本昌の登板か? もしここ
でも勝つようなことがあると、ひょっとして・・・という期待も高まろうというもの。中継はあ
るかなぁ・・・。でも、見ないほうがいいかなぁ・・・。


■9月30日

 東京では、テレビもラジオも中継のない「阪神」vs「中日」戦。気になってときどき経過
を追っていたけれど、本日は完敗。落合監督の「騒いでいるのはマスコミだけ。うちは
残り13試合で9つ勝てばいいんだから」というコメントが新聞に載っていたけれど、おっ
しゃるとおり! 残り試合の多い中日だし、まわりが騒ぐほどには阪神に勝ち目はな
い。これで、残り12試合で7勝ということだ。もともとあきらめていたものだしねぇ。


 ペナントレースの最後まで応援できたということはファンとして幸せなこと・・・というこ
とにしておこう。



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