2006年8月

 仕事編
 生活編


   8月、東京単身生活最大の危機だった。健康面でも生活面でもない、仕事の面で厳しい局面を迎えたのだ。細かいことは残念ながらここには書けない。とりあえずなんとか乗りきったとは思うのだが、いつまた噴出するかもしれないという危うさを抱えながら、さほど暑くない夏を終えた。

 

◆仕事編

■8月1日

 涼しくてもきょうから8月。月替わりのきょうからうちのグループにあたらしいメンバーが加わった。チームの状況を説明をしたり、今後かかわってもらう業務の説明をしたりする。うまく、そして早くチームに溶け込んでくれたらいいなと思っている。

 きょうのランチはそのFさん歓迎の意味を込めて上長以下9名でパスタランチ。おにぎりとおかずを持ってでていたけれど、そんなことよりチームワークのほうが大事だ。前菜からはじまってデザートまでのゆったりとしたランチタイム。これもなかなかいいなぁ。でも、次のMTGの準備の時間がほとんどなくなったのにはちょっと焦った。

 本日は、そんな新メンバーへの対応があったり、先月の数字を締める業務があったり、いくつか問題が発生したり、あちらに用件があって出向くと、途中で呼び止められたり、こちらで提出物がと向かっていくと、違う用事が待っていたりと、じっくりと時間をかけて仕事に取り組めないまま夜になる。

 少し落ち着いて取り組めるようになって、ふと気がつくと23時を回っていた。さぁ、あとはあした・・・と帰宅の途に。氷川台駅からの帰り道、持ち帰ったおにぎりをほおばりながら歩いてくる。

 あしたはあしたで、また大事な決めごとが待っている。お盆休み前までは気が休まる間がないのかなぁ・・・。

■8月3日

 けさの「めざましテレビ」の星占いは最低。「調子に乗り過ぎてミスを連発。油断するとさらに状況は悪化。」だってさ。山手線の星占いも厳しいことばが並んでいた。その一日は、客観的にみれば「なんで?」「どうして?」「嘘だろ?」という事象がつづき散々な一日。調子に乗るどころではない。

 よかれと思ってしたことも、真逆の方向からみるとまったく違って受けとらえるんだなぁってことに、ひさびさに気づかされる。ついこの間よろこばれたできごとも、いともたやすく唾棄されてしまうんだもんなぁ・・・。むつかしい。

 上長を迎えてあたらしい体制をいち早くとったうちのチーム。新人さんも入ってきて役割分担も変わった。タテにチームを切ることの不安もあったがとりあえずスタートしてみることにした。あるメンバーにその真意がうまく伝わらなかったようだ。

 事態の収拾に向けては、直属の上長だけでなく社のトップクラスも動き出す。わたしの入らないミーティングも持たれている。もちろん、わたしの管理能力が問われていることは間違いがない。チームマネジメントをわたしに預けてもらった以上、わたしが何とか解決しなくてはいけないのだが、わたしには聞こえてこないところで、事態はもっと深刻なものと伝えられているのだろうなと思う。

 でも、年々鈍感になっているのか、年を重ねて泰然といられる術を学んだというのか、結構冷静なじぶんがいる。この受け止めかたは、じぶんでも不思議なくらいだ。それでも、仕事の一区切りをもって21時20分に会社を出てきたあたりは、若干堪えているのかな。

■8月7日

 週明けのきょう、ある覚悟をもって出社した。そのきょうは全社ミーティング。いつもより1時間早く出社となるけさは6時に目を覚ます。結構いろいろな夢を見ていた気がする。悪夢ではなかったようだけど、早く起きなくちゃって緊張していたのかもしれない。きのうは0時半には眠ったのになぁ・・・。

 全社ミーティングで人事に関する発表があった。それをうけてうちのグループの新体制も発表した。ちゃんと前向きに受け止めてくれたようだ。みんな大人だからね。もしかしたら何かが起こるかもってドキドキしていたわたしがいちばん子供なのかもしれない。

 もしここで混乱が生じたら、自ら職を辞することで収拾させようと考えていた。「なるようにしかならないから」というのは、妻がいつも口にすることば。そしてわたしたち夫婦の共通した考えでもある。けっして裕福でもなかったし、余裕のある生活ではなかった。でも、難題に直面したとき、それに抗うことなくあるがままを受け入れてきたその結果は、「感謝して」受け入れれば、わたしたちにとってその時点でのベター(いや、ベスト)なものだったと思っている。その時は苦しかったことも悩んだこともへこんだこともいっぱいあったけれどね。

 その「職を辞する」覚悟を持って臨んだということが、簡単に仕事を投げ出そうとしていると誤解された。そんないいかげんな気持ちじゃないことはわかってもらっているはずだけど、まわりに与える影響、とくにがんばっているメンバーへの心理的な影響が大きいから気をつけてということだ。

 与えられたステージで最大限の力を発揮することって正直苦しく厳しいことが多い。でも、信頼され、期待され、その場を託されることってそうそうあることではない。その幸せはめいっぱい感じているから、この指摘は少しショックだった。

■8月11日 

 金曜日、一週間でいちばん眠い朝。弊社はきょうからお盆休み。でも業務にあまり長い空白をあけるのも後々困ることもあって、きょうは出勤。きょうあたりから電車は空くのかと思ったけれど、いつもよりわずかに人が少ないかなという程度だった。

 本日は売掛金の消し込み処理などの経理的な仕事に集中。こういう仕事は休みとか夜遅くとかの、電話やミーティングの時間に寸断されない時間帯が捗ってよい。こちらの作業も予定より早く仕上がって、同じく休日出勤の経理グループの方に添付メールで送る。こちらも約束の時間に間に合った。

 退社は19時30分。仕事に区切りがついたところで帰ってきた。

■8月16日

 時計を見るともうそろそろ起きる時間なのに外は薄暗い。新聞を取りにドアを開けると雨だった。休み明け、気合いを入れて臨もうというに水を差された感じもある。まだお盆休み中という人もあるのだろう、地下鉄も山手線もいつもより少し空いているようだ。雨に濡れた傘を持っているのでこれは助かる。

 休み明けの仕事は淡々と。きっちりと決める必要のある案件もあるのだが、チームメンバーの意向も勘案しようとすると一気呵成にとは行かないところもある。この迷いが災いをもたらすことのないようにしなくちゃ。

 きょうは「神宮外苑花火大会」弊社の7階の窓から大輪の花火が間近に見ることができる。去年につづいて2回目だけど、きょうはチラッと見ただけで、ひきつづき淡々と作業を進める。退社は21時50分。花火大会帰りの浴衣姿の女の娘もちらほら。その帰りの電車もいつもより人は少なめ。

■8月18日

 きょうの午後のミーティング。これまで「こうすることに決まったからがんばろう」ということが多かったのだけど、きょうは「こういう企画を考えているんだけどどうだろう」と、ある意味ゼロベースで検討を促すような設定ではじまった。

 時間をかなり延長して話し合い、加えて一旦業務に戻ったあと夜になってからもういちど時間をつくってとみっちりと話し合う。グループ全体のミーティングと違って少人数だったことも幸いして、ふだんあまり発言をしない人もしっかりと自分の意見を語ってくれた。でてきた結論は想定していたものとかならずしも一致したものではなかったけれど、それはそれで尊重できる。いつもと違う設定ではじめてみてよかったなと実感。

 今夜は休み前とあってかいつもより多くのメンバーが残っている。22時をまわった頃から、うちのチームのIさんときょうのミーティングのことなどを話す。その中で「自主性を尊重して自由にやらせてもらっていることには感謝しているけれど、きょうのようなケースでは、いとうさん個人の意見を聞きたいというメンバーも多いと思いますよ」と言ってもらう。

 チームの一員として一緒になって汗をかこうというのなら、私見も語っていかなくちゃと思う。それに対して「えぇっ、ちょっと違いませんか?」って言われてもいい。いや、逆にそういう反応が自然に返ってくるくらいのほうがホンモノかなって思う。そしてその上で、上長としての判断を下せばいいのだから。いろいろな意味でストンと腑に落ちた夜だった。

■8月29日

 このところ会社のパソコンのインターネットエクスプローラーの調子が悪い。作業の途中で突然落ちてしまうことが頻発している。そこで、別件の設定にきてもらったシステムのKさんに「FireFox」をインストールしてもらう。ダウンロードしてあったのだけど、会社のPCの場合、個人でのログイン状態ではインストールできない。

 うちでも使っているので違和感はないし、使い勝手もセキュリティもこちらのが高いはず。社内のグループウエアの見え方がちょっと変わったのには少し面食らったが、すぐに慣れるだろう。

 〆切の近づいている企画書に専念したいのだが、他にも決めていかなくちゃいけないことはでてくるし、なかなか専念できない。ちゃんと集中できたのは19時を過ぎてからというとか。どうにかメドが立ってきたところで22時15分に退社。まだ火曜日なんだけど、なんだか木曜日くらいの感じがする。ちゃんとしなくちゃね。

■8月31日

 予定どおり企画書を担当役員にレビュー。それにあたっては上長が最後にブラッシュアップしてくれた。上司(といっても年下だけど)の手を煩わせるなんて申し訳ないかぎりだ。ひとりでちゃんとできなくちゃねとは思うのだけど・・・。

 「しかたない」と言ったら怒られるけれど、PowerPointなんてまったく縁のなかった一介の化粧品店のおやじだったわたしだし、同業者の団体の仕事をするようになって40代後半に手習いで覚えたものだから、バリバリ現役のみなさんからすればスキルが劣っているのは明らかだ。これからも地道に勉強していこうと思っているポジティブなわたし。

 上長のブラッシュアップで、見やすくわかりやすくなった。なるほどなぁってタメになる。でも色合いが変わったことには、正直ちょっと淋しさを感じる。ちょっとだけへこんだけど、たいせつなのはこれから。企画書の完成はスタートラインに立っただけに過ぎない。このあと、結果を残さなくてはいけない。ならば、見やすい企画書になったことをポジティブに受け止めて、営業活動に精を出すことが肝要ってことだね。

▲このページtopへ

◆生活編

■8月11日 きょうは出勤

 お盆休み初日のきょうは出勤。切りがついたところで19時30分すぎに退社。久しぶりにデパートが開いている時間に池袋に戻ってこられたので、西武の地下の書店によって新刊の文庫本を物色してくる。今月は「これ!」というものがなかったが、5冊ほど購入。

 帰宅は21時少し前。ナゴヤドームでの中日vs阪神戦の中継に間に合った。テレビのスイッチを入れたときは7回裏。食事の支度をしながら経過を追ったが、 1点差で敗戦。オールスター明けの3連敗でほぼ終戦という感じがしていたが、本日の敗戦で中日の優勝の確率はいちだんと高くなった。残念だし悔しいけれど、これだけ直接対決で勝てなくては優勝なんてできるはずがない。

 中継を見ていて気になったこと。阪神の9回表の攻撃中、指揮官である岡田監督は苦虫を噛み潰したような表情を見せながらベンチの後列の席に座って戦況を見ていた。作戦は練って代打も出したからもういいということなのかもしれない。でも、指揮官たるもの最後まで戦い挑む姿勢を見せるべきじゃないかと思うのだ。ベンチの最前列でグラウンドに身を乗り出すようにして大きな声で指示をだすくらいの、そう高校野球の監督くらいの勢いがいると思うんだけどな。たしかに勝てない「ナゴヤドーム」でマウンドには打てない「岩瀬」が上っていると言ってもね・・・。

 さて、あしたは長男と待ち合わせて名古屋に帰る。朝はゴミ出しをして部屋の掃除をしてからでようと思っている。同じく掃除をしてから出てくると言っていた長男だけど、ちゃんと「間に合う」ように出てこいよ。帰省ラッシュのピークなんだから指定席の変更はできそうもないしね。

■8月12日 帰省

 けさは8時前に目を覚ました。頭が重いというほどではないけれど、休みの前日ということでちょっと杯を重ねた芋焼酎の名残を感じる。きょうは燃えるゴミの日。冷蔵庫の最後の片づけを兼ねてお昼のお弁当をつくろうと考えていた。その時の調理で出るゴミを残さないように、キャベツの芯やタマネギの皮を先に処理しておく。

 朝食を済ませ、ゴミ出しをして、お弁当をつくって、床にモップをかけたところで10時20分。長男と約束の東京駅11時半のためにはそろそろ出かけなくてはいけない時間。急ぎシャワーをあびて支度をしはじめる。そこへ長男からメール。「東京駅に着いたけれど・・・」おいおい、1時間間違えてるよ! 心配になって予約のメールをチェックするがわたしが正しかった。きょうは到底列車の変更はできないのでホッと安心する。

 10時38分、自宅を出る。曇っていて少し蒸すけれどさほど暑くない。「名古屋は暑いよ」という自宅からのメールに覚悟(?)をする。東京駅には11時24分に到着。お盆休みの人の移動がピークと言われていたけれど、こんなに人の多い東京駅ははじめてだ。それぞれに大きな荷物を持っていることも混雑に拍車をかけているようだ。おみやげを買うにも駅弁を買うにも長蛇の列ができている。

 こちらは自動券売機で予約済みのチケットを発券するだけなので、瞬時に終わったが、有人の窓口にはこちらも長蛇の列。見上げた発売状況はずらっと×印がならぶ。 1時間後の名古屋行き「こだま」のグリーン車に△がひとつあるだけだ。わたしたちの座席は4号車。となりの3号車からは自由席だ。発車の時には通路にまで人があふれていた。名古屋までの1時間40分くらいなら辛抱もできそうだけど、こののぞみは「広島」行き。帰省も結構苦行だ。

 13時 30分過ぎ、ホームに降り立った長男とわたしの第一声は「やっぱり暑いなぁ」。聞けばこれでもきのうよりずいぶん楽なのだそうだ。長男もわたしも休み中の友人との「呑み」の約束もできた。あとはこの先4日間の名古屋が暑さでめげるような天気でないことを祈るばかり。

■8月13日

 日曜日、とくにすることもない朝、ダラダラしているとまた眠ってしまいそうなので、走りに出ることにした。そのために準備万端、ウエアは持ってきている。思えば、東京に宮仕えに出て以降、たびたび名古屋に戻っていても走りに出たことはなかった。

 1年と3ヶ月ぶりにホームコースだった大江川緑地に向かう。少し雲が出ていてさほど暑さを感じない。懐かしさを覚えながら新幹線沿いの測道を行く。途中某メーカーの車のサービス拠点が更地になっていたのには驚いたが、到着した緑地は以前と同じ緑濃い姿で迎えてくれた。

 往復3.1kmの木陰の遊歩道を3周。蝉時雨が耳の奧まで響いてくる。そう、これが夏の緑地の姿だ。そう考えると今のホームコースである光が丘公園や城北中央公園は蝉の鳴き声の印象が極めて薄い。加えて大江川緑地の蝉の大合唱はアブラゼミのジージーという耳障りなもの。先日、夕方の光が丘公園で聞いたヒグラシのカナカナカナ・・・というちょっと涼しげというか淋しげというか上品な鳴き声とはずいぶん印象が違う。本日はトータル13.9km。

 午後は13日恒例のお墓参りに出かける。帰ってきて迎え火を焚こうと庭に出ると、いちだんと涼しい風が吹き抜けていて、もう夏の終わりのようだ。夕方、涼しい風を感じながら、すぐ近くにできた地元の大手ドラッグストアに出かけてみる。化粧品の大幅ディスカウントは当たり前のように行われている。加えてこのドラッグのチェーンは自前で教育したカウンセラーを配置している。相談できてしかも安く買えるのだから、もしここまでお店をつづけていたとしても、ひとたまりもなかったなぁと思う。もちろん違う生き方はあるけれど・・・。

■8月14日

 東京では「大停電」だったとニュースが伝えている。自宅の練馬は影響範囲外のようだが、会社のある港区は範囲内のようだ。とりあえず支障はきたしていないようだけど、システムの人たちは緊急の呼び出しがかかっていたかもしれない。そういえば、こちらに帰ってきた日の午後には落雷で山手線とかが長時間止まったようだし、何かインフラ系に危機が忍び寄っているような感じもする。戻ってから「3度目の正直」なんてことがないようにお願いしたいところ。

■8月15日

 涼しい東京に戻ってきた。朝晩は涼しい名古屋もきょうの日中は暑かった。その暑さの中、送り火を焚いたあとお墓参りに出かけた。ことしも家族5人揃って「お盆」のおもてなしができた。わたしにとっては「父」のことだけど「義務」だとか「息子の努め」というような思いではなく、きわめて自然に受け止めている。でも、「孫」であるわたしのこどもたちには、「どうしても」と縛るつもりはないけれど、まぁ、つきあってくれるのならそれはそれでうれしい。

 あしたまで休みの長男と一緒に帰ってきた。名古屋19時44分発の「のぞみ」は指定席こそ満席だったが、ピークはあしたなのか、往きのように自由席は通路までいっぱいということはなかった。新横浜で空席ができると心なしか冷房が効きすぎてきたような感じがあった。池袋までの山手線は「弱冷房車」に乗り込んだ。

 一旦うちに戻ったあと駅近くのスーパーへ自転車を走らせる。あしたの朝の食パンをはじめ、冷蔵庫の常備品を買ってくる。群馬県嬬恋から直送の新鮮なキャベツがお値打ちだった。

 あしたから日常が戻ってくる。休み中にたまった処理もあるし、休みで一時中断していた企画作りの〆切はすぐそこだ。今週の残り3日間は忙しそうだ。

■8月17日

 脚を虫に刺されただけだったのに、そこから雑菌が入ってリンパ節を通ってからだじゅうにひろがりそうになっていたという話を聴いた。たかが虫さされと油断はできないようだ。でも、東京って「蚊」が少ない気がする。このあいだ名古屋に帰ったときにかつてのホームコースを走ったが、ちょっと立ち止まるとヤブ蚊がすぐに寄ってくる。ところが、こちら光が丘公園では、そういうことが今までなかったような気がする。

 わたしの部屋は3階で、まだ建って日がなくサッシも網戸もキッチリしているから蚊が部屋に入ってくることがないということなのかもしれないけれど、この夏、埼玉に住むことになった長男も、窓の向こうは草地になっているというのに蚊はあまりいないようだといっている。これってどうなんだろうね、気のせいだろうか。

 0時近くなって、ふたたび空が光り始めた。まだ遠そうだが雷鳴も聞こえる。あしたの出勤時の天気が気になる。

■8月19日

 青い空にポッカリと入道雲が浮かんでいる。まるで梅雨明け直後の待ちに待った夏空というような感じ。その暑い午後、代々木第一体育館でのライブ「J-WAVE LIVE2000+6」に出かける。本日の出演者は出演順に木村カエラ・K・スガシカオ・AI・平井堅・ウルフルズ。こうしたフェスティバル形式のライブはことし2回目。時間が短いのでベストアルバムのような選曲となることが多い。今までライブを観たことがないのはKとAIと平井堅の3人。

 木村カエラは5月に日比谷野音で観たばかり。屋内ということもあって音のバランスは前回よりはよかったが、あいかわらず声量が足りない。力強さを増したバック負けてしまっている感じ。

 Kはドラマの主題歌になった「OVER」を知っている程度。顔や曲調に似せぬMCのくだけ方がよかったが、正直眠くなった。

 スガシカオを時間の短さを逆手にとっていつもと違うステージセットで展開。弦楽カルテットとじぶん自身のギターという完全アコースティックで聴かせてくれる。いきなりの「夜空のムコウ」には涙が・・・。

 一番期待していたAIはさすがの歌唱力で心に響かせてくれた。こちらは5人編成のバンドに3人のコーラスと3人の弦楽器という分厚いバックがついていて、音の迫力でも心を揺さぶった。期待したバラード「STORY」は期待以上の出来。

 平井堅もアコースティックな4人編成のバンドをバックに歌う。真ん中にサプライズゲストが登場。それがなんと小田和正。MCでは笑わせたけれど、いざ歌い始めるとこれはじつに圧巻。このステージセットでの2曲だけでも本日のチケット代の元が取れるくらいの感じ。とりわけ小田和正の某生命保険会社のCM曲「たしかな時」には背筋にふるえが走るくらい。もう1曲の平井堅の「瞳を閉じて」もクリアで透明感ある印象に。

 トリのウルフルズはライブバンドの面目躍如。ヒット曲とおなじみの曲だけでつなぐのだからつまらないはずがない。会場の温度が一気になんどか上がったような感じだ。

 今夜はライブの余韻に浸りながら焼酎のソーダ割りかな・・・。

■8月25日

 本日もあっという間に時間が過ぎ去っていった。金曜日は全体に帰りが早い。21時48分に会社を出たが、いつもの23時くらいの感じだった。わたしとしては眠くなってきたことと、土日のどちらかにちょっと会社に出ようと思っていることもあって早めの退社とあいなった。

 原宿駅には22時少し前に着いたが、一向に山手線の電車が入ってこない。あれっ?と思いはじめた頃、「駒込駅で線路立ち入りがあったので安全確認のため運転を見合わせている」という。15分近く経ってようやく運転再開、満員の電車が渋谷からやってくる。

 ドアのところに立っていた男性、「線路立ち入りで電車が止まるのはJR東日本だけだよ」ってくり返しくり返し声をあげている。遅れたことにいらだつ気持ちはわからないでもないが、いくら声をあげてもしかたないことだし、文句を言うのなら駅員さんとかに言ってよという感じでまわりの人たちは迷惑そう。

 電車遅れたので間に合うか心配だったが、23時閉店のスーパーに15分前に入る。たしかきょうはマヨネーズが158円のはず。でも貼られた値札は258円となっている。レジ近くに貼ってあったチラシにはちゃんと158円とあるのに・・・。どうやら、あすの営業のためにもう値札を変えてしまったようだ。こちらも気持ちはわからないでもないが、商売人としてはどうよ・・・。

 きっとPOSレジの登録は特売価格のはずとカゴに入れた。閉店間際の処分でコロッケが2つで60円になっていた。頭で考えていたメニューはここで変更。あすの朝のパンもカゴに入れた。レジを通す。あぁ、ちゃんと特売価格だった。んとにもぉ、しっかりやってよっていうところ。

■8月28日

 「なんだよぉ、またきょうもかよ」とついつい毒づきたくもなる朝。けさの星占いも最下位。「小さなミスに振り回される」だの「空回りする」だの、散々なコメントつきで、週明けの朝の盛り上がろうとする気分を台無しにしてくれる。

 食器を洗おうとキッチンの流しの上の蛍光灯のスイッチの紐を引っぱったら、すぽっと抜けとれてしまった。細いドライバーで器具から出ている紐の輪を探るがなかなか見つからない。蛍光管を外し、グロー球も外してみるがなかなか探り出せない。朝の出がけの時間ではそれ以上はやっていられす、とりあえずそのままにしてうちを出る。

 山手線はさほど込んでいなかったが、新宿駅の手前ちょうど大ガードのあたりで止まってしまう。先行する電車で、お客さんの荷物がドアに挟まったとかで安全を確認するまで発車を見合わせているのだという。せいぜい2分程度の停車だったはずだけど、やたらと長く感じられた。べつにかなりの余裕をもった出勤だから焦ることはないのだけど。

 このままいくと、つぎはどんなトラブルが・・・と身構えるが、とりあえずきょうのところはここで打ち止めという感じ。週明けの業務を淡々とでもちょっと忙しくこなした。

 夜は、グループの歓送迎会。普通の民家を改造した隠れ家風の居酒屋さん。京風料理ということで湯葉を使ったものなどが出てくる。いくらキッチンに立つことが好きといってもそれほど凝ったものが作れるわけじゃないので、本日はプロの味をたっぷりと堪能する。

 幹事のHくんは「きょうって何曜日だっけ?」とさんざんいじめられていたが、たしかに週の初めの呑み会っていかがなものかというところもある。呑みはじめるまではほどほどにとは思っていたのだが、大好きなビールとあっては自制心が揺らぐ。ということで、またきょうも結構おいしくいただいてしまいました。もっとも、あしたに持ち越すほどではないけれど・・・。

 帰宅は0時15分。そのままにしてあった蛍光灯の器具は、結局裏のネジも外してどうにかスイッチの紐を引っぱりだして結び直す。これだけのことがちゃんとできたんだから酔っぱらっちゃいないよね。お利口お利口! でも、朝は寝坊しないようにはしなくちゃ。



▲このページtopへ
 

<戻る>        <次へ>