2006年11月

 仕事編
 生活編


    少し潮目が変わってきたような気がする11月だった。主体的に関わっている企画
が結果を出しはじめた。年末に向けてチームの一体感が少しずつ高まってきているよう
な感じもある。一方で12月にリリースになる予定のプログラムの詰めで、あいかわらず
の仕切りの悪さや情報の共有がうまくいかなかったことなどでへこんだり、ふくらんだり
もした。でも、忙しさが充実感に直結しているようで、夏に感じていた迷いはなんとか霧
散したかな。

 

◆仕事編

■11月1日

 一気に失地回復とまではいかないが、きょうのスッキリと晴れた空のように気分は澄
んでいる。きのう終わったあたらしい企画の事後処理を薦めていく中で、「目標達成と
いう結果は出せなかったけれど、この企画に参加できてうれしかった」とか「とても参考
になった」というような声をもらった。


 初月ということもあって、じゅうぶんなバックアップがとれなかったなぁと悔いる思いが
ある中で、このことばは素直にうれしい。そして2ヶ月目がスタートした。今月は、その
轍は踏むまい。


■11月2日

 3連休はうれしいけれど、5日でしている仕事が4日で片づけなくてはいけないことと、
たまたま月初ということもあって、この1週間はどちらかというと3連休憎しという感じだ。
たぶん連休中のどこかで出勤すると思うのだけど。相手先も休んでいることを思うと、こ
の4日にかかる負荷は結構高い。きょうも22時40分の退社。まだすべてクリアになった
わけではないけれど、睡魔も近づいてきてそろそろ限界。


 帰り際に、先月のタイムカードをプリントした。休日出勤は1日だけだったけれど、21
時台が最も早い退社時間という1ヶ月だった。でも結果がついてきたのでそれが報わ
れた1ヶ月だった。それは小さいけれど「幸せ」だ。べつにいいカッコしいをするわけじゃ
ないけれど、この歳になると、仕事ができる(仕事がある)幸せって結構素直に受け止
められる。


■11月8日

 きょう午後、わたしがひとりで担当している業務でしばらくおつき合いすることになる
某社の人と打ち合わせ。何気に「名古屋出身」のことに話が及ぶと、「えっ、名古屋の
どこですか?」とOさん。「南区です」「南区のどこですか?」「笠寺です」と思わぬ展
開。聴けば、実家は昭和区の川名らしい。彼の高校はS高校。彼のお母さんの出身校
は、うちの長男とおなじだった。


 いやぁ、ビックリですねぇってひとしきり「私事」で盛り上がる。奇遇はさらにつづいて、
彼の今の住まいは「練馬」。私の住む氷川台からは隣町ともいえる桜台だった。おまけ
はおたがいの送りあった連絡とお礼のメールがわずか1分のタイムスタンプ差で行き交
った。


 世界バレーは第2ラウンド。きょうから全日本が闘うのはうちから歩いてもすぐ近くの
名古屋市総合体育館レインボーホール。夜のスポーツニュースでキューバに力負けし
たのを見たけれど、試合そのものよりも見慣れた感じのする場内の造りに目がいく。
あ、べつに里心がわいたわけじゃない。


 第一ラウンドが行われていた代々木第1体育館の最寄り駅のJR原宿と地下鉄明治
神宮前の両駅は世界バレーの広告で黄色く埋め尽くされている。地下鉄駅の柱には
等身大の選手の写真が貼られている。リベロのかおる姫は169cm。目の高さはほぼ
いっしょだって思いながらその横を通り過ぎている。


 きょう、その横を通り過ぎたのは22時30分。〆切が近づいているテスト仕様書は気に
なるが、眠気も襲ってきていてここが本日の限界だった。あしたは往訪もあるし、効率
よくがんばらねば・・・。


■11月9日

 午後、気持ちのいい青空の下、大井競馬場近くの業務委託先に打ち合わせに出か
ける。運河の水面がキラキラ光っていて気持ちのよい往訪。たまには外に出るのも気
分転換になっていい。日比谷・有楽町を乗り換えのために歩いたけれど、午後の時間
帯だけにすれ違う男性はほとんどスーツにネクタイ姿。こちらは極めてカジュアルな
姿。なんか申し訳ないみたいな気分になる。


 今夜は19時すぎに急展開した話もあって退社は22時40分。あしたがタイムリミットの
課題にも何とかメドが立った。


■11月10日

 きょうは朝イチから往訪。気持ちのお天気に気持ちもホッコリ。あまり営業は得意じゃ
ないけれど、きょうのお相手は、よくしゃべってくれる人。こういうときは相手に合わせて
おけばいいので気が楽。双方にメリットある話がまとめられたので、ここでも気持ちホッ
コリ。


 少しはやく渋谷駅まで戻ってこられたので、スタバでラテ。こころもカラダもあたたまっ
て、ここでもホッコリ。10分ほどだったのでこのくらいは許容してもらえますよね>上司
殿


 本日もあっという間の一日。気がつけばフロアに残ったのはわたしひとり。きょうは週
末でみんなの上がりが早いようだ。22時30分過ぎに、戸締まりをして電気を切って退
社。きょうは朝カギを開け、夜鍵を閉めて帰るということになった。「守衛」さんみたいだ
なぁ。


■11月13日

 きのうの強い風もおさまって気持ちのよい秋晴れの一日。午後から夕方にかけて窓
の向こうに灰色の雲が見えた時間もあったけれど雨は落ちなかったようだ。


 週明け月曜日、新聞休刊日のけさはいつもより10分早くうちを出た。きのう午後から
休日出勤してあらかじめ進めておいた仕事もあった。それなのに、目一杯の一日だっ
た。退社は23時。ホントはもう少し粘りたかったところだけど、きょうは打ち止め。


 週の半ばに一日有休を取っていること、その翌日は丸一日出張とあって、今週は周5
日の稼働日のうちの3日しか仕事ができない。それがきょうの「目一杯」に通じている。
まぁ、それもまた「充実の証」。


■11月14日

 今夜は会社からそのまま名古屋に帰る。あさって必要なスーツをどうするのか2日ほ
ど悩んでいたが、結局スーツハンガーを下げてラッシュの電車に乗るよりも、きょう来て
でたほうが荷物になるまいと判断する。


 普段着でコロコロに太ったバッグを肩にかけて出勤。重くはないし固くはないがカサ
はある。いつもより20分早いこともあってか、地下鉄は有楽町線も千代田線も満員。と
りわけ千代田線は小田急からの乗り入れ遅れも重なって最大級の混みかた。よく荷物
と生き別れになるくらいというが、きょうは荷物が身体をぐいぐい押しつけてくる。まわり
の人にも迷惑だろうなぁ。申し訳ないことです。


 少し早く仕事に切りがついたので新大阪までの最終のぞみに間に合う。品川で乗り
込んだのに隣の席の人はもう呈なく酔っている。そのうちに足を投げ出してくるは、寄り
かかってくるはで大迷惑。眠っていることを確認した上で脚に蹴りを入れておく。わたし
もこんなことがあったんだろうなぁ・・・。名古屋の自宅には23時25分着。のんびりお風
呂に入ろう。


■11月16日

 名古屋の自宅で目覚める。きょうの仕事(出張案件)は午後からなので、いつもの出
勤時間よりも1時間近くゆっくり眠れた。なんだか申し訳ない気分。


 本日の出張は、古巣(?)化粧品組合の年次大会への出席。昨年の福岡の大会へ
の参加の時は少しドキドキした。はたしてどういう迎え方をしてもらえるのか不安だった
のだ。結果的にあたたかく迎えてもらえたことでホッとしたものだった。


 ことしは社長と2人で出席。社長はこの年次大会への出席ははじめて。名古屋での
開催とあって、古巣でもありかつての地元だから、わたしのところへは入れ替わり立ち
替わり知り合いがあいさつに来てくれる。それにつきあっていただき申し訳ない次第。


 大会の内容は、わたしが関わっていた頃から大きく様変わりしてきているが、ことし
はさらに加盟店だけが取り扱うことのできるアイテムに特化した内容で「攻め」の姿勢
をより明確にしてきていた。外に出てしまったけれど、少しでもその実現に向けてわた
しにできることはしていきたいと思っているが、現実はますます予断を許さないものに
なっている。がんばれ!化粧品専門店!


 社長と一緒に帰京。雑誌に目を通していたのにほどなく眠りに落ちた社長、日帰りと
んぼ返りは疲れさせただけだったかなと申し訳なく思いつつ、静岡の手前からわたしも
眠りに落ちた。23時30分に帰宅。あしたは山のような仕事と格闘することになるだろう
なぁ・・・。


■11月17日

 本日は「山のような」仕事を覚悟しての出勤。朝の空気がひんやりしてきて気持ちい
い。いつもより15分早く地下鉄に乗る。会社には一番乗り。ビルの1階のキーボックス
からカギを取り出して7階に上がる。


 ミーティングの予定は少なかったけれど、午後に急な来訪のアポが入った。23時35
分まで粘るが、全部が片づくところまではいかなかった。いい休みと有意義な出張だっ
たけれど2日間の空白は重いなぁ・・・。


 本日は「カギ当番」の日となった。電気を消し施錠してキーボックスにカギを返してビ
ルを出る。池袋からは有楽町線の最終電車となる。その足で空になった冷蔵庫のため
にスーパーに寄ってくる。帰宅してほどなく1時となるが、今週は比較的睡眠時間がと
れていたのでなかなか眠くはならない。


■11月20日

 週明けの煩雑さをみこして、きのういくつかの道筋をつけに休日出勤したつもりだった
し、そのように黙々と作業をしたはずだった。なのに、きょうは一向に仕事が捗らない。
午前中におひとり、午後から夕方にかけておふたり打合せとごあいさつの来客があっ
たことも影響はしているのだけど、それにしても外のお天気のようにぐずついている。


 段取りがわるいのか、しきりがダメなのか、夜の帳がしっかり降りても一向にtodoメ
モが減らないじぶんに悪態をつきたい気分。加えて20時すぎにトラブル発生。業務提
携先が深夜の対応をしてくれているので、連絡があったときのためにと社内に待機。こ
の時間で仕事が少し片づいたという「余録」はついたけれど、退社は久々の日付また
ぎ。


 終電の早い池袋からの有楽町線はでてしまい、西武池袋線の終電にも間に合わな
い。ということで最後の砦「大江戸線」の最終に間に合うように、戸締まりをして雨上が
りの外苑東通りを青山一丁目に急ぐ。週明け月曜日なのでまだまだ気力は充実して
いるわたしは電車の中でくずれるように眠りに落ちているサラリーマン氏に同情する余
裕がある。でもあしたはもっと早く帰りたいなぁ・・・。部屋には1時20分着。深夜の対応
をお願いしていた相手先と作業終了の確認のメールをやりとりしたら2時を回った。わた
しはじぶんの部屋だけど、相手先はまだ社内のはず。申し訳なさと感謝を気持ちだけ
で伝えてあたたかい珈琲をいただいた。


■11月21日

 本日も一向に捗ったという感覚の得られない一日。お昼までに一気にピッチを上げて
いこうと思ったけれど、もうひとつ突き抜けた感がない。午後は14時すぎからミーティン
グが3本、メーカーさんの来訪が1件あって、夕方には表参道まで往訪に出た。机に向
かって落ち着けたのは19時半過ぎ。ここから23時すぎまでは、遅れ気味のオペレーシ
ョンテストに集中。23時近くになってそろそろ帰ろうかと思いはじめた頃、結構大きなバ
グを発見する。う〜ん、困ったなぁ・・・。こちらをきっちり検証していたら今夜も終電は必
至だ。


 迷いに迷ったけれど23時20分に退社。有楽町線の最終1本前で帰ってくる。途中駅
の小竹向原では、肩でもぶつかったのか男性ふたりがドアのところで大声を上げてい
る。気持ちのもっていきどころがない一日だったのかなぁと気の毒に思う。こちらは忙し
いけれど、気持ちはじゅうぶんに満ち足りている。


 あしたは商談でちょっと長い時間外に出なくてはいけない。時間の使い方が問われ
る一日になりそうだ。あぁ、それにしてもあのバグはちょっと気になるなぁ・・・。


■11月22日

 11時前から15時過ぎまで外出するので、それまでにメドをつけたいと夜のうちから考
えていた段取りだったが、朝出勤してみるとこちらが先だなという仕事がでてきて、予
定が狂う。そのギリギリでまわしている時間の中に5分ほどいいですかと相談を持ちか
けられたりする。それも急ぎの仕事だということはわかるけれど、ちょっと相手の都合も
理解してほしいなと思うところも・・・。


 本日の外出は大手町。某社のミーティングスペースでお見合いのような商談会。本
日は3社と話をする。お昼は1時間ほど余裕ができる。いつも社内でお弁当というお昼
なので、まるまるポッカリとお昼休みというのは滅多にない。お天気もいいし、コンビニ
でパンとコーヒーを買って、きのうのうちに地図ソフトで調べておいた児童公園まで歩い
ていく。


 公園には思い思いのお昼休みを過ごすサラリーマン氏やOLさんたちがいる。植え込
みの縁に腰かけると横に猫が姿を見せ、みやぁ〜っと甘い鳴き声を出しながらわたし
にすり寄ってくる。おなかが空いているのかなぁ・・・。クロワッサンとジャムパンでは猫
は食べないよなぁ・・・とあげるものがなくて残念。たらことか鮭のおにぎりとかにしてお
けばよかったなぁ。


 本日の退社は22時55分。氷川台の駅からの帰り道。なぜか猫が目立つ。べつに集
まって寄り合いをしていたわけではないだろうけれど、2〜3mの間隔を置いて3匹の猫
がいた。ゴロゴロいわせたくて呼びかけてみたけれどスッと逃げられた。まぁ、それが
猫だよね。


 あしたはお休み。でも午後は出社して仕事を進めておかないと間に合わないなぁ・・・
■11月23日

 13時すぎ、会社に向かう。遅れ気味の仕事をここでちょっと挽回して、なんとかオンス
ケにもっていきたいのだ。14時から19時まで5時間みっちり作業に没頭。ほんとうはオ
ペレーションテストにも入りたかったんだけど、きょうのところは切り上げてくる。


 あしたこそオペレーションテストをオンスケジュールに持っていかなくちゃ。飛び込み
の仕事が発生しませんように。


■11月25日

 けさはいつもより1時間ゆっくり眠って8時少し前に起きだす。きょうは6時間眠れた。
外はスッキリとした青空がひろがっているが、ちょっと冷え込んだ。きょうは弊社が業務
委託している物流倉庫さんに出向いての「実地棚卸」。6月末の決算時にも行ったの
で、ことし2回目。


 自営の化粧品店時代はPOSレジに連動したPCにデイリーでデータが保存されてい
た。在庫数量に差違を見つけると都度修正して正していたので、全品をきっちりと棚卸
をしたことってあまりなかった。税務署さんの手前大きな声では言えないけれどね。


 お昼は近くのダイエーに出かけ店内のDバーガーでセットを購入。京浜運河にかかる
「かもめ橋」のベンチに腰かけ、キラキラ光る水面を眺めながらいただく。バーガーは久
しぶりだけど、バンズがイマイチ。コーヒーは1杯ずつ抽出というのが売りらしいが、ちょ
っと焦げたような苦みが。個人的には嫌いな味じゃないけれど。おいしかったのは揚げ
たてのポテト。M社のものと違ってちょっと太めでホクホクしていた。軽い昼食のあとは
陽射しをいっぱいに浴びながら読書。気持ちいい・・・。


 運河を下っていく船が引いていく白い波と青空を見ながら思ったこと。「あぁ、洗濯す
ればよかった・・・。」


 棚卸は前回より順調に進んで15時過ぎに終了。会社に寄ろうかとも思ったけれどきょ
うはそのまま帰ってくる。


■11月27日

 けさは順調、順当に業務をスタートできた・・・と感じていた。たしかに夕方近くまでは
そのはずだった。わずか数時間表示するだけだから、今、制作物がたて込んでいるFさ
んの手を煩わせるのは得策ではないと判断して、わたしが手がけたものにダメ出しをく
らう。本職じゃないからクリエイティブ力が劣るのはやむを得ないことだけど、そこまで
のクオリティが必要なんだろうか・・・。結局、PC用はFさんに依頼することに。釈然とし
ない思いも残る。


 うちのチームはバックヤードを支えるメンバーがしっかりしている。彼女たちなくしては
今はなかったし、今後も頼りにしている。ただ、もう少しゆるいところもあってもいいと思
うこともある。自動車のハンドルの「遊び」みたいな部分も大事だと思ってしまうわたし
はA型でもAOだからか。「そこんところ、なんとかしておいてよ」とか「その時になってか
ら考えればいいじゃない」という曖昧さは許されない。


 うちのチームの仕切りなのか、システム系のチームが仕切るのかをしっかり確認して
いなかった面も否定できないが、先日の「棚卸」が徒労に終わる可能性もでてきた。
「それは無理ですよ」って杓子定規に決めないでよ・・・って思ったりもする。でも、それ
ではもともとの原因をつくったじぶんを棚に上げることになるね。


 それでも粛々と業務を遂行するが、少しへこんだ。最後に残ったメンバーはバックで
はなくフロント側をかたちづくるメンバー。彼女たちとは相通じる「あうんの呼吸」があ
る。へこみが少し戻っていくのを感じる。22時35分退社。かえりの明治神宮前駅の自
動定期券券売機で今月末で切れる定期を更新する。2月28日までと書かれたその券
面にちょっと心がざわつく。その期間を持ちこたえられないことはないだろうとは思うけ
れど・・・。


 氷川台の駅からの帰り道、雨がまた降り出した。傘は持っているけれど、元どおりに
ふくらみかけていたへこみがまたはじまるような気がした。でも、さほど冷たい雨じゃな
かった。


■11月28日

 雨の朝、けさも部屋の中が暗い。きのうの少しのへこみをまだ引きずっているかんじ
だ。このところ朝は段取りよくを心がけて5分でも10分でも早く出られるようにと考えて
きていたが、きょうは時間を気にせずお昼のおかずの玉子焼きづくりにいそしんだ朝。
フライパンでうまく玉子焼きが裏返せたことがよろこびだったりする。べつに諦観したわ
けではない。


 へこみ対策は「抗わないこと」と、きょうはつとめて「素直」にと心がける。じぶんの非
ももちろん認めるし、謝るべきところは頭を下げる。へんなところで力んでもしかたない。
ということで、だいぶ楽になった。あと少しってところかな。


■11月29日

 1129 (いい肉)の日の夕食は、うちのグループメンバー全員と社長・部長を交えての
夕食会。10月達成できた新記録を祝うとともに、そこに至るがんばりに「おつかれさま」
という意味を込めてのもの。西麻布交差点近くの焼肉の有名店に繰りだす。数多ある
焼肉のチェーンならば、メニューに並ぶ数字は1皿が3ケタ。でもこのお店はすべてが4
ケタ。自腹ではとても来られない。


 その主賓というかスポンサーというか、本日欠かせない人である社長はミーティング
が伸びて遅れて合流ということになった。部長も同様だ。「古い人間」であるわたしは、
少しのことなら全員が揃ってからはじめたらいいのに・・・って考えてしまうし、上座とか
も気になってしまう。


 若い会社だから、当の社長も先に呑みはじめていることには何とも思ってはいないよ
うだったし、オーダーしたお肉がまだ出ていなかったので「先にはじめていればよかっ
たのに」と口にした。社長と部長が席につくのと同じくしてオーダーしていたお肉が続々
と出されたから、結果オーライといえないこともない。でもなぁ・・・とおじさんは思うので
ある。


■11月30日

 あす12/1バックヤード系のあたらしいプログラムがリリースとなる。仕切りが悪く迷惑
をかけた面もあったけれど、なんとかここまでやってきた。きのうコードは凍結されたの
で、きょうは改修もそれに伴うテストもない。深夜に入れ換えが行われてあすの朝は新
婦ログラムになっている(はずだ)。


 深夜の作業には立ち会わず、かわりに朝6時に出勤し、リリース前の最後のチェック
をすることになっている。なので、きょうは早く帰るつもりだったし、そのはずだった。そこ
へきょうになって降ってきた話・・・。結局、22時すぎの退社と相成る。きょうのうちに片
づけておきたかった12月分の準備も先送りとなったものがある。あしたの「山盛状態」
が今から容易に想像できる。それもこれも処理能力に劣る「おぢさん」のせいだとはわ
かっているが、コツコツとやるしかない。

 

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◆生活編

■11月3日

 3連休の初日、朝6時半に目が覚めた。眠ったのは2時半だったし、お休みの前のお
約束(おたのしみ)のビールを呑んでいたこともあって、当然ながら眠いし、スッキリ起
きられる気分じゃない。もちろん、起きなくてはいけない理由もない。ということで、トイ
レにだけ行って、ふたたびベッドにもぐり込む。8時頃と9時頃に時計を見たけれど、ま
だまだ・・・と結局起きだしたのは10時。外は青空がいっぱいにひろがっていて気持ち
よさそうだけど、べつに悔いはない。


 きょうの朝刊は予想どおり本紙の3倍以上の厚みの折り込み広告が入っていた。休
みの日はこれにゆっくり目を通せるのがうれしい。本日は住宅と車が多くを占めてい
た。そろそろ冬のボーナスを見込んだ「大物買い」への誘いというところか。


 お昼をすませたあと、東武練馬駅近くの食品スーパーまで自転車で足を伸ばす。こ
のお店はもともと野菜とお肉が安いのだが、本日、白菜の半切りが50円だった! 鶏
むね肉も安かったので、今夜は早速お鍋だなぁ。


 15 時少し前から好天に誘われて走りに出る。本日も「知らない街を走ろう」がテー
マ。川越街道を池袋方面に向い、いちど入って行ってみようと思っていた「大山」のアー
ケード街へ。東武東上線の大山駅までのアーケード街はそこそこ人も歩いていて活気
があった。でも、どのお店もお客が入っているかというとそうでもなく、決して安泰という
感じはなかった。駅を過ぎるとほどなく人通りも少なくなっていく。


 中山道(国道17号)に出て、その先白山通りへ。巣鴨のとげ抜き地蔵の横に出る。さ
すがに参道商店街は人が多くて走れそうもないのでそのまま白山通りを走っていく
が、JR巣鴨駅までは人通りが多く走れない。そこから千石まではお店は途切れないけ
れど、人通りは途切れてしまう。千石から不忍通りへ。護国寺を過ぎて目白通りまで
は適度にアップダウンもあって気持ちいい。


 目白通りは左に学習院、右に川村学園があるあたりは緑も多くジョグコースとしても
なかなかのロケーション。そのまま山手線を越えてまっすぐ江古田まで向かう。商店街
というほどではないが、ずっとお店が途切れることなくつづいている。さすがに居住人口
が多い東京らしいと感じる。でも、駅に近いとか遠いとかに関係なく、その勢いにはか
なり格差がある。


 土地がない(高い)から駐車場がとれず、いきおい地域の住民を相手にしているとい
うお店ばかりなのだが、その規模に関係なく活況を呈しているお店が何店かつづくと、
そのまわりも含めて元気な空気がただようけれど、ただキレイなだけのお店があるだけ
だと、街の空気に熱が感じられない。トータル20.2km、小売業の厳しさを知っているだ
けに、いろいろな思いが交錯した2時間弱だった。


 夕食はお約束通り「キムチ鍋」。新鮮な白菜も甘味のあるニンジンも美味だった。

■11月4日

 連休の中日。午前中に掃除機をかけ、ぞうきん掛けもし、光が丘公園まで走りに行っ
た。お昼にはパスタを茹で、白菜とキュウリのサラダを作った。その昼食を摂りながら
洗濯機も回した。結構、テキパキとしてるじゃんって自画自賛。13時15分にうちを出
て、会社に向かう。5時間強、電話が鳴らず、誰かに声もかけられることもなく、ミーティ
ングのない5時間強、テスト仕様書をカリカリと書いてきた。


 氷川台に降り立つと道路が濡れている。冷たい空気が入ることで急なにわか雨があ
るかもしれないと言っていた予報どおりになったようだ。残念ながらベランダの洗濯物
は乾ききっていなかった。夕食は、久しぶりに「ニンニクの芽」を炒めた。きのうのキム
チ鍋の残りにはニラを加えた。あしたもお休みだからね。


■11月5日

 3連休の最終日。きょうも秋の陽差しが注いでいる。テレビのレポーターなら「菊薫る
季節」といういい方をするのだろう。近くの広々とした畑ではキャベツの収穫が行われ
ていた。(って、菊の香りってどんなだっけ?)


 本日は、極々のんびりと過ごそうと決めていた。それでも結構早くに目覚めてしまう。
まぁ、スッキリしていたから良しとしよう。金曜日に買い物しているから、日曜日午前中
のスーパーではあまり買うものがない。久々にレンタルショップに出かけて、コブクロの
ベストやシングルCDなどを借りてくる。即座に取り込んで午後のJOGのお供にする。し
ばらく出番のなかったiPODnanoはすっかり放電していた。


 その足でユニクロへ。来るべき2度目の東京の冬に向けての買い出しだ。小物もあっ
たけど9点のお買上げで9230円って、あいかわらずデフレチックなお店だよなぁ・・・。


 傾きかけた秋の太陽を眺めながら、城北中央公園を周回して本日はジ・エンド。仕事
のファイルはいちど開きかけてやめた。「休みらしい」一日かととわれれば、「そうだね」
って言えるはず。iPODnanoとあわせ、わたしも充電完了といったところ。


■11月7日

 きのうからの通勤のお供だった瀬尾まいこの「天国はまだ遠く」を帰りの山手線で読
了。仕事にも人間関係にも躓いて見知らぬ北の町へ自殺するために向かうという、通
勤の合間に読むにはいったいどうよという書き出し。もっともずぶずぶと沈み込んでいく
ような話ではなく、知らず知らずのうちにほほがゆるむ話ではある。


 しばらく前に知り合いの山の家で、テレビも新聞もインターネット環境もない生活を1
泊2日だけ過ごした。これとて、2日目には東京に戻ってくることが決まっているから、
情報のない生活も新鮮なのだろうけれど、これが1週間、2週間とつづいたら果たしてど
うだろうね。この本の中でも、すっかりからだになじんでしまった山里の生活も、「自然
の中に入ることはできても、自然の中で暮らすことのできる人ではない」と、都会に戻っ
て何をすると決まってもいないのに山里を離れる決断をする。


 わたしは「情報」のない場所では暮らせないだろうなぁ・・・。情報に振り回される生活
はしたくはないけれどね。いつも近くに情報という刺激があるほうがいいのだろうと思う
けれど、でも東京での生活で、休みの日に積極的に情報や刺激を求めて街に出るかと
いえば、最近は渋谷も新宿も行かない。原宿も毎日の乗り換えで通るだけ。せいぜい
池袋にでるくらいか。情報もあふれるほどあってはかえって疲れ果ててしまうだけかも
しれない。


■11月10日

 けさもスッキリとした秋晴れ。きのうまで読んでいた野中柊の「参加型猫」の中に、夜
中に無性にカレーを作りたくなって深夜スーパーに走るという話がでてきた。昨夜のわ
たしは夜中にポテトサラダを作っていた。電子レンジで下ごしらえすればわけないこと
がわかってから、結構食卓に上るのだが、深夜1時すぎにジャガイモをつぶしたり、キ
ュウリをスライスしているというのは、傍目にはあまり健全には見えないかも。


 でも、朝のトーストの朝食にも、お弁当のおかずにも、そして夕食分まで一気に作れ
たのだから、これはなかなか効率がいい。


 今週は連日睡眠4時間台で突っ走った。ハイテンションで走ったけれど、その分ハイ
リターンだったのが眠気を感じることない金曜日の目覚めに通じたのかもしれない。
「終わりよければすべてよし」というようなところか。


 朝の池袋駅、目の前で階段を上がる男性のダークスーツに一本の白い糸くずがつい
ていた。くっきり目立って気になる。教えてあげようかと一瞬思ったが、この男性、けさ
はいつもより込みあっていた有楽町線の中で、前の人の背中との狭い空間で任天堂
DSでゲームをやっていた、朝のラッシュ時の非常識人だったので教えてあげなかっ
た。


■11月11日

 空はそんなに暗くないが細かい雨が落ちている。雨じゃなくてもきょうは「何にもしな
い」贅沢な一日を過ごそうと決め込んでいた。朝、起きだしたのは9時40分。7時間たっ
ぷり眠れた。土曜日なので生ゴミを出しに出ていき、折り込みちらしがずっしりと重い
朝刊を取ってくる。このあと夕刊を1階の集合郵便受けに取りに降りた以外、一歩も外
に出ない一日を過ごした。


 夕刊を取りに出た郵便受けに2 冊の本の入ったメール便が差し込まれていた。先日
広告を見て申し込んでいた「うちごはん。」、調味料メーカーのA社が出した料理本だ。
さんざん書いてきたことだけど、こちらの生活でわたしは外食をしない「うちごはん」派。
決して凝ったものを作るわけではないし、道具も揃えているわけではないけれど、少し
ずつレパートリーは増えてきている。これを参考にさらに単身生活を豊かに(?)しよう
というわけだ。


 そんなきょうの夕食は味噌仕立ての鍋。冷蔵庫の野菜室でちょっとくたびれかけたい
た白菜を中心に、ダイコンとニンジンを入れ、冷凍してあったひき肉をまるめた。隠し味
にはキムチ鍋の素を入れてみた。からだがホッコリあたたまる。おなかがいっぱいにな
ると幸せな気分になれるもの。「食べる」ということはとっても大切、ことしからひとり住
まいをはじめた長男はちゃんと食べているだろうか・・・とメールでもしてみるかと思った
けれど、「何? そんなことくらいでメールを」って煩わしく感じられたらつまらないので
やめておく。


 「メールでも」と思ったのにはわけがある。外に出かけない「贅沢な一日」の中で読み
かけだった芥川賞作家伊藤たかみの「アンダー・マイ・サム」を読了。青春小説って歳
じゃないけれどねぇ・・・。その最後に「誰かが誰かを待ってるのっていいよ、無条件に
さー。それがなかったら、何もできない。やる気起きない。そいで、誰かが待ってるんだ
ったら、メール送るの当たり前じゃん。何か言いたいもん。たいしたことじゃなくたって、
言うことあるもんね。」ってくだりがある。


 妻にメールしてみるかって思ったけど、べつに「待っている」わけじゃないから、「どうし
たの?」って不審がられたらつまらないので、こちらもやめておいた。ちょっと冷えてき
て人のぬくもりが恋しくなったのだとしたら、これから2度目の冬を迎えるというのに困る
よな。まぁ、そんなヤワなわたしじゃないけれど。


■11月12日

 きのうのどんよりとした空が嘘のようにスッキリと晴れあがった。北風が強く吹いてい
てモヤモヤしたくすみを吹き飛ばしてくれたようだ。11月第2週の日曜日、全国各地で
たくさんのマラソン大会が開かれたはず。大会関係者にしてみればこの青空は何より
のものだったに違いない。


 かつてこの週に名古屋から遠征してきて「横浜マラソン」を走ったことがある。大会そ
のものよりも、その後の中華街でのオフのほうが印象に残っている。あの日も青空だっ
た。きょうも何人かは氷川丸の前に集まっているはずだ。わたしは、超地元の大会に
参加することにしていた。


 去年、光が丘公園に走りに行ったとき、ゼッケンを付けたランナーが周回しているの
を見てこの大会の存在を知った。その時から、「いつもお世話になっている」この公園内
の陸上競技場が発着点の大会なのだから、これは是非とも参加しなくちゃと思ってい
たのだ。大会の告知を見たのは「ねりま区報」、その後ネットでエントリーできることを
知って早速済ませておいた。


 ウオーミングアップを兼ねてうちから走っていくということも考えたけれど、なんせ
20kmへのエントリーなのでここは自転車で向かうことにした。なんといっても「健康」マ
ラソンだからね。


 20km のエントリーは全部で450人ほど。競技場のトラックのまわりの芝生の上もそ
れほど込みあってなくてのどかな感じがする。スタートロスもほとんどなく号砲とともに
ラインを越える。人数は少ないが結構レベルは高いようだ。スタートと同時にどんどん
置いていかれる。トラックを1周半する間にずいぶん後ろに下がった。それでもまわりの
ペースに揺さぶられてじぶんの走りではない感じがする。


 きょうの目標は1時間50分くらいにおいている。といいつつ、最近はまったく時計をし
ないで走っているし、きょうも時計をしていないのでどのくらいのペースかは正確にはわ
からない。からだが苦しがらないペースで最後までといこうとだけ決めている。公園内
の周回を終えて外周に出ると歩道寄りの1車線をランナー用に使わせてくれている。こ
れを5周する。この頃からようやくペースが落ち着いてきた。


 2周目の後半、自転車(!)の先導車が横を通り抜け、そのあとを「異次元の走り」で
先頭のランナーが駆け抜けていった。こんなに早く周回遅れになるなんて・・・。4周目
には女子のトップに抜かれる。小柄だけど小気味のいいキレイなピッチ走法だった。だ
んだん遠のいていくその背中を見送りながら、何年か前ならこのくらいのペースにもつ
いていけたのになぁ・・・と文字どおり「遠くを見る目」になる。でもまぁ、わたしは「健康」
マラソンですから・・・。


 チップでタイムを計測ためのマットに躓いて見事に転んだ人がいた。足が攣ったのか
係員に支えられて歩道に上がっていった女性がいた。わたしは、ひたすら淡々と息が
乱れないペースを守っているが、4周目くらいからはペースが落ちてきた人を抜き去るこ
とも多くなった。最終周回、umbroのシャツを着たサッカー好きと思われる学生風の男
の子と併走するかたちになる。なんどか前に出たり少し下がったりをくり返していたが、
公園に入るあたりで少し置いていかれた。残り2kmを切っていたし追っていけないこと
はなかったが自粛。だって、わたしは・・・(くどいね)


 競技場に入ってゴールの時計が目に入る。「えっ? 1時間39分?」ということは、
km5分だ。いやぁ、予想外だ。たしかに少しずつ走力が戻ってきている手応えはあるけ
れど、今はまだ距離を積む段階と考えていたので、km5分なんてまだまだと思ってい
た。いやぁ、うれしい誤算だった。走り終え、ゼッケンを付けたままのウエアの上にジャ
ージをはおってすぐうちに戻る。10分くらいでシャワーが浴びられるのっていいよね。参
加賞もTシャツではなくてタオルだったし、また来年も参加してみてもいいかなって気分
よくしたわたしだ。


■11月15日

 あした名古屋で仕事(弊社としての用事というくらいの感じ)があって出張することが
決まっていた。それにあわせて帰省をしたらという配慮をしてもらったと思っている。あ
すの要件を終えて金曜日に有給休暇をとれば4連休も可能だった(そうしたらと言って
もらった)が、前日のきょう水曜日に有休をもらって連休とした。


 現在の業務の状況からするととても4連休をとってはいられない。休み明けに業務が
たまるとかいう個人レベルではないと思われたのだ。それと水曜日に休みをとったのに
はもうひとつ理由があった。


 その理由というのが、かねてから訪れてみたいと妻と話してきていた世界遺産「熊野
古道」に出かけようということ。水曜日は妻にも同居してもらっているわたしの母のスケ
ジュールからして出かけやすい曜日なのだ。もちろん日曜日でもいいのだが、秋の行
楽シーズンのこの時期、人が多いのは覚悟しなくてはいけないし。


 熊野古道のうち三重県内の海山・尾鷲あたりは、峠越えを中心に3時間くらいで歩き
きれるようなコース設定が16コースされていて、その出発点とゴールとなる場所をぐる
りとまわって往復するシャトルバスが毎日運行されている。三重県側は入門編というと
ころで山歩きの経験のないわたしたちにも楽しめそうだ。


 本日はその中から「熊野古道」らしさである石畳の急峻な坂道をに味わえる「馬越
峠」コースを選んでもらっておいた。コースのレベルは距離は5段階のうち★3つと低め
だけど、体力と坂道のレベルは5段階のうち★4つ。元気なうちというかしっかりと歩け
るうちにトライしておくべきコースというところ。


 シャトルバスを「道の駅海山」で降りたところから7〜8分で峠への道がはじまる。国
道から左に折れたそこからもう石畳の坂道がずっとつづいていく。べつのツアーの団体
さんが出発する前に行動しはじめたことも幸いして、古道に入ってからはほとんど前も
後ろも見える範囲はわたしたちだけ。たっぷりとその雰囲気を味わってきた。


 よかったこと・・・何より快晴というすばらしいお天気に恵まれたこと。バスが渋滞もな
く時間どおり行き来できたこと。無事クリアできたことかな。想定時間3時間とあったけ
れど、わたしたちくらいの年齢(たいして脚力はないけれど)ではもっと短い時間でクリ
アできた。もっとも距離は6kmだったから当然といえば当然かもしれない。


 ちょっと「?」といえること・・・バス会社のくれたガイドブックを手に歩いたが、こちらは
かなりデフォルメされていて実際の距離感と微妙に異なっていたこと。ガイドブックに掲
載されている名所(?)が、案内看板もないような大したものじゃなかったこと。そのバ
スツアーの料金、運行しているバス会社の正規(?)料金がいちばん高く、同じバスを
利用しているのに30%近く安いツアー料金もあること(わたしたちはそれだ)。


 驚いたこと・・・尾鷲の商店街と呼ばれるところのあまりの寂れよう。今も生き残って
営業しているお店の価格水準が安かったこと。ジャージの上下を思わず買って帰ろう
かと思ったわたしだ。尾鷲の街ではお墓に生花やしきびの替わりに杉を生けているとこ
ろが多かったこと(その大半が造花だったこと)。駅前にはおみやげ物を扱うお店がま
ったくないこと。(国道沿いのおさかな広場まで歩いたが、こちらは大正解)


 さて、いい一日だったと「記憶に残る」ことは間違いのないところだが、最後にだめ押
しのできごとが・・・。せっかく歩いて買ってきたおみやげをバスの棚にのせておいて忘
れてきたのだ。名古屋駅に到着すると運転手さんが「お忘れ物のないように」と注意を
してくれた。バスを降りてすぐ、他のツアーバスから降りてきたと思われる女性3人組
が、発泡スチロールの箱を下げているのを妻と見て「カニかな?」って思ったりした。そ
れでも2人ともまったく気がつかなかった。


 地元駅に降り立ったとき、荷物の少なさにハッと妻が気づいた次第。バスの中で配ら
れたパンフレットに書かれた番号に電話をすると20時半だけど担当者が出た。「バスが
営業所に戻りましたら探して着払いでお送りします。」とすんなり対応してくれる。よくあ
ることなのだろうねぇ。土日などたくさんのツアーを出した日のカスタマーサポートは大
変だろうなぁ・・・と、迷惑をかけた張本人ということを棚に上げて思ったりして。


 元気に歩けるうちにこの先を紡いでいきたいなぁ・・・。

■11月17日

 今回名古屋に帰ったときに、はじめて次男の運転する車に乗った。地元駅までの数
分だったけれど、なんとも面はゆい感じ。長男が使っていた車をそのまま使っているの
だが、座席にはマットが敷かれ、芳香剤もほのかに香っていて、粒ガムのボトルやらテ
ィッシュやらが雑多に置かれていた長男の頃とはべつのものようだ。


 中を小ぎれいに使うのもいいが、どこにこすったのか外にキズを増やさないように気を
つけてほしいもの。もちろん事故は起こさないようにしてほしいというのが親の願いだ。

■11月18日

 午前中の再配達を頼んでいた宅配便のドライバーさんの鳴らすドアホンで飛び起き
た。10時半だった。昨夜眠ったのは3時、8時半にいちど起きたのだけど、もう30分だけ
眠ろうとしたのだけど・・・。トレーナーをはおってドアロックを開けて荷物を受け取る。あ
わてて「燃えるゴミ」を出しに行くが収集の終わったあとだった。あぁ、失敗。


 午前中に掃除をすませる。お昼をすませたあと、東武練馬駅近くの食品スーパーま
で自転車を漕いでいく。南から陽ざしがいっぱいに入る部屋では網戸にしていて平気
だったが、外に出ると意外に空気がひんやりしている。でも、自転車にはとても気持ち
のよいお天気だ。


 野菜もお肉も安いのでいつもにぎわっているこのスーパーは、昔の街道筋の商店街
にあるので駐車場がない。だからお店の前は自転車が鈴なりだ。本日も白菜の 1/2カ
ットを購入。このあいだ名古屋で妻と買い物をしたとき、今は3人だから1/4でじゅうぶ
んって妻が言っていたのを思い出す。ひとりで半割は多いけれど、このスーパーでは1
/4カットなんて置いていない。


 キャベツも茄子もブロッコリも安かった。ブロッコリは2個買うともっと安くなると書いて
あって、ゆでて冷凍しておけばいいからとちょっと気持ちがぐらついたが、ここはひとつ
だけにしておいた。豚ブロック肉や鶏肉のささみ、お弁当にも使えそうなサイコロステー
キ肉も購入。自転車の前カゴと肩にかけたバッグに詰めて帰ってくる。重いものが多か
ったし嵩もあったけれど、1700円ちょっとのお買い物だった。


 太陽が雲におおわれてしまって薄暗くなってきた15時半過ぎから走りに出る。陽射し
がなくなるといちだんと肌寒くなってくるが、走るにはかえって好都合だ。きょうはこの
あいだ借りてきて取り込んでいたアンルイスのベストを聴きながら走る。「ああ無情」
「六本木心中」「ラ・セゾン」「恋のブギ・ウギ・トレイン」「LUV-YA」・・・走るのにはノリが
よくてちょうどいい。


 夕食は、大きな白菜半割を使って味噌鍋と、白菜のサラダ。あたたまったぁ・・・。テレ
ビのCMにも冬を感じさせるものが多くなったなぁと思っていたら、今夜の「たべごろマン
マ」ではランドセルのCMが。早くも「がんばれ新1年生」かぁってちょっとビックリ。でも
出ている子役がかわいい。うちのこどもたちにもあんな頃があったなぁとつい顔がほこ
ろぶ。


■11月24日

 きょうの有楽町線はそろそろ着ぶくれラッシュの兆候も出てきたのか、氷川台でもう
びっしり満員。もっとも混雑する要町〜池袋間は息が止まるくらいの混雑度。前に立つ
小柄な女の娘のかぶっている毛糸のキャップにつけられたふさふさが顔にあたってくす
ぐったい。


 朝、新聞の折り込みちらしに「クリスマスケーキのご予約はお早めに」というのが入っ
ていた。会社では年末調整に向けての書類が配られた。2006年もいよいよカウントダ
ウンがはじまった感じ。去年の激動に比べればずいぶんこなれた感のある一年だった
が、あいかわらず矢のような速さで過ぎ去っているなぁ。



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